■朝からギャンブルは、中国人の専売特許じゃない?
中国はとにかく街中で麻雀だのポーカーだのに明け暮れている連中が多い。
特に成都は街頭麻雀が盛んな街で、中国の電視台でもそんな風に紹介されたほどだ。どの街角でもいいから立ち止まってぐるっと見渡すと、テーブルを外に出して麻雀に興じている人の姿が必ず目に入る。とにかく多い。この状況を見て、ある人は「中国人は本当にギャンブル好きだ!」とか、「怠惰だ!」とか、さらには中国人自身も「恥ずかしい」とか言っている。
でも、僕は知っている。どうしてこれほど多くの中国人が、街角で麻雀やらポーカーやらに興じているのか。
だって、パチンコ屋がないんだもん。
いやね、日本人だって、実はもの凄くギャンブル好きなんだよね。新宿のパチンコ屋を覗いてごらんって。平日の昼間でも、まあどれほど多くのサラリーマンやらおばちゃんやらおっさんやらがパチンコに興じていることか。最近ではパチンコ屋もパーラーと名前を変えて、OLだの学生だのも興じている。
昔は開店に並ぶのはうさんくさいパチプロと相場は決まっていたのに、最近ではカップルがキャピキャピやりながら並んでいる。
おまけに宝くじ発売となれば大勢がやっぱり参加する。新橋の宝くじ売り場なんて、ひとりで何十万も買っていく輩がいる。年末になれば一億総出で有馬記念。
それを思うと、中国人が街角で小金でギャンブルを楽しんでいるのは、まだまだギャンブルと呼べないんじゃないか、なんて思ってしまうのです。はい。日本みたいに年金暮らしのおばちゃんがパチンコ屋に行って、「今日は4万も負けちゃったよ。お兄ちゃん、この台ほんと恐いよ…」なんていう世界と比べたら、どれだけマシかという気がしてしまいます。
でも、年金でギャンブルは……なしだよね。マジで。
と、いうわけで街角のポーカーの人たち。
客が来るのを待っています。
一応、仕事してるんだよね、この人たち。

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