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2009年2月

■日本から帰ってきた。

と、いうわけで、日本から帰ってきた。
YMOの名ゼリフ「あ〜、にっぽんはいい国だなぁ〜」という感じのぬるま湯の時間を過ごしてきた身にとっては、成都の風はやっぱり厳しい。
特に衛生面。例えば道を歩く時でも日本では何も考えずに歩けるけど、こちらでは犬の落とし物を踏まないように、常に気を遣っていなければならない。そもそも街自体のキレイさが違う。成都は“塵の都”ともいわれるくらい塵の多い街で、そのせいで街中の建物という建物がなんとなくほこりをかぶったような感じなのだ。乗り物にしても、バスだってとても清潔とはいえない。

と、まあそんなわけで、また成都に戻ってきてしまった。朝成田を発って、家に着いたのは夕方6時。で、最初に何をしたかというと、近所の店で棒々鶏を買って食べた。

唐辛子と山椒の日々の始まりである。ちゃんちゃん。

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■ニワトリの声が目覚まし時計

二環路の外へ引っ越してきて数ヶ月。
以前は二環路の外は僻地といった感じだったらしいけど、今では成都のりっぱな都市圏だ。いや、都市圏だと思っていた。
ところが、2週間ほど前、ふと気がついた。なんとこの近くにはニワトリがいるのだ!
しかも、朝5時になると「コケコッコー!」と雄叫びを上げるではないか!
しかもしかも、1羽ではなく、1羽がなくと、それに呼応して数羽がなく。

どうして今まで気がつかなかったんだろう?
いや、自分では気がつかなかったけど、新しい環境に慣れるのに時間がかかって、この時間熟睡して気がつかなかったのだろう。

そんな風に思っていたのだけど、最近まだ事情が変わった。
ふと気がつくと、ニワトリの声が聞こえなくなっていたのだ。

どうしたんだろうと思って妻に話すと、彼女は実にあっさりと言った。
「決まってるじゃない。春節の間にたべられちゃったのよ」

そうだ。
そういえば、ニワトリの鳴き声に気がついたのは、春節のはじまる数日前くらいからだった。そして、春節が過ぎてからはパッタリと聞こえなくなったのだ。

生の鶏肉を買うとすぐに腐敗してしまうけど、生きたニワトリの状態で家に置いておけば、鮮度は保てる。エサは残飯をあげておけばいい。

……やっぱり中国人は、タフだねぇ。

↑この子も、もうすぐ食べられてしまうのだろうか。


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