« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »

2008年9月

■トリ肉の違いが日本と中国の発展の違い?

中国の大学生にとって、日本の発展は目標であると同時に羨望でもあるみたいで、その大学生の彼は日本と中国の発展の差がどこにあるのか非常に興味を持っている。

で、彼と話していてふと頭に浮かんだのが、トリ肉の違い。

中国でトリ肉の料理を頼むときは、注意をして食べなければならない。もしもうかつに噛もうものなら、ガリッとした感触が歯を襲う。うっかりすると歯が欠けるだろう。というのも、中国のトリ肉の料理は骨がついたままなのだ。それだけじゃない。骨のかけらまで混じっている。これには参る。小さな、町の餐店ならまだしも、小ぎれいで今風のチェーン店でさえそうなのだ。その点、日本は違う。もしもレストランや中華料理店でトリ肉の料理を頼んで、噛んだ瞬間にガジッといったら、これは即刻クレームの対象だ。

中国人に言わせると、
「トリ肉に骨があるのは当たり前じゃないか」ということだろう。けど、日本人に言わせると
「骨(かけらも含めて)があったら危ないじゃないか」ということになる。

“当たり前”とか“仕方ない”で済ませてしまう中国人の考え方と、“当たり前”や“仕方ない”を許さず“もっと良く”を追求する日本人の考え方の違い。この違いは、トリ肉の扱い方にも現れていると思う。

こういう、些細だけど大きな文化の差というのは、中国に住んでいると結構感じる。というか、文化の差というのはこういう些細なところに現れるのかもしれない。小さな事をおろそかにする者は、大きな事にもおろそかとも言うけど、もしかしたらこのトリ肉の違いにも、日中の差が現れているのかもしれないとも思う。

そういえば、最近の日本には骨なし魚まで売られていたっけ?

banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!

ちなみに……。

6日目。今朝もエイリアンの姿は見えなかった。
もしかしたら、本当に毒エサの効果が現れているのかもしれない。
もっとも、単にここ数日気温が低くて
動きが鈍くなっているだけかもしれないけど…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■反日、嫌韓はただのブームかい

大学生の知り合いと話した。
話の流れで日中関係の話題になった時、彼はさらっと、実にさらっと言った。
「でも中国は今までは反日だったけど、今はみんな嫌韓なんだ。知ってたかい?」
「ああ、知ってるよ」と僕は答えた。「ネットでも結構話題になってるからね」
そう答えながら、思った。

おいおい、そんな、何かの“ブーム”を語るみたいに、反日だの嫌韓だのと軽々しく語っていいんかい。

実際、彼の口調は反日だの嫌韓だのを楽しんでいるかのようだった。ちょうど、何かのイベントに参加している感じだ。こういった愛国心に関わる問題というのはある意味戦争の芽でもあるわけで、僕としては気軽に語るべきでないような気がしている。だからこそ、彼の口調の“あまりの軽さ”に違和感を覚えたのだ。

実は数日前、同じことを別の友人にも言われた。彼は実にニコニコしながら、
「今、中国人は韓国が嫌いなんだよ」と言った。

“今……嫌いなんだ”とは、どういう意味だい!?

僕が日本人だから、反日が終わって良かったね、という意味があるのはわかるけど、それにしても“今、中国人は韓国が嫌いなんだよ”とは、あまりに軽すぎないだろうか?

反日だの嫌韓だのは、もしかしたらブームの側面があるのかもしれない。それと同時に、インターネットの影響力の大きさというものも感じさせられる。“今……嫌いなんだ”とは、まさにネットの影響をもろにかぶっているセリフだ。

誰かの号令で、一斉にブームに突き進む。
ここは今でも、文化大革命の国なのかもしれない、と思った次第。

ちなみに……。
5日目。昨日に続いて、今日もエイリアンは現れなかった。

banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■エイリアンとの戦い(成都編)。4日目

朝起きると、ベッドから降りる前に、まずベッドの回りの床を確かめるのが日課になってしまった。子エイリアンの死体も、親エイリアンの死体も床に見あたらない。これで安心して歩ける。ここに引っ越してきて以来、部屋の中ではスリッパではなく、ビーチサンダルを履くようになった。スリッパだと中にエイリアンが潜んでいるかもしれないからだ。でも、ビーチサンダルなら目視でエイリアンの有無を確認できる。

ちなみに以前の家は新しく清潔だったので、裸足で歩いていた。今の家ではとてもそんなマネは出来ない。

そんなわけで、すっかり警戒が身に染みついてしまった。

さて、今日は土曜日ということで、一日中妻と一緒に出歩いていた。スーパーは来週からはじまる国慶節に向けて、買いだめの人で大賑わいだった。人が多くて実にうんざり。国慶節を挟む一週間は、中国の空きのゴールデンウィーク。

ゴールデンウィークも戦争は続くのだろうか…。毒エサが効果を発揮してくれることを祈りたい。

banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■エイリアンとの戦い、3日目の朝。

現地の人の生活を、現地の人の目の高さでよく知ってみたい、なんて思ってはいけない。
本当の文化交流なんて、目指してはいけない。
それは間違いなく後悔する結果になるに違いない。世の中には見てはいけないものだってあるのだ。開けてはいけないパンドラの箱だってあるのだ。

中国人の“本当の生活”もその中のひとつだ。今回の部屋選びでは、どうも僕はそのパンドラの箱を開けてしまったようだ。

でも、このパンドラの箱はまだまだ浅い。床の拭き掃除を終えた今、スリッパで生活できているからだ。日本のような床を裸足で歩くような生活は望むまい。ここは中国なのだ。でも、さすがに靴の生活は僕にはできない(たぶん)。

3日目の朝、ゴキブリホイホイを覗いてみると、エイリアンの数は増えていなかった。しかも、昨日エイリアンと思ったうちの一匹は、僕の見間違えだった。しかし、気を許すのはまだ早かった。コーヒーを飲む水を沸かそうと流しの下の扉を開けた途端、大物エイリアンが飛び出してきた。

朝一番から戦闘開始だ。しかし手元に殺虫剤はない。

大声で妻を呼ぶ。朝が弱いことに加えて、まだ事情が飲み込めていない妻は、のろのろと、じれったいほどの足取りでやってくる。実にもどかしい。この家で大声を出したらそれはエイリアン発見に決まっているじゃないか!

僕は部屋を移動するエイリアンから目を離さずに「ゴキブリ! 薬!」と叫ぶ。

やっと事情が飲み込めた妻は、大急ぎで殺虫剤を取りにリビングへ戻った。しかし、もう遅い。エイリアンは壁と床のわずかなすき間に逃げ込んでしまった。

この家には、この不可思議なすき間がやたら多いのだ。

悔しいからすき間にこれでもかと言うほど薬を吹きかけてその場を後にした。すき間は奥が深いらしく、一度逃げ込んだら当分は出てこない。一体どこにつながっているのだか。こういう地の利を活かしたゲリラ攻撃に対抗するには、巣に戻って死ぬ毒エサ攻撃しかないのだろう。

この戦争は、一体いつまで続くことやら。

しかし、この部屋の契約はまだ一年残っている…。


banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!


Alien
↑これが中国のエイリアン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■成都・エイリアンとの戦い。

新しい家をひと言で言うなら、宇宙船ノストロモ号、いや惑星LV-426と言った方がいいかもしれない。そう、この家はエイリアンの巣だったのだ!!
いやまあ、なんとゴキブリの多いこと!!
これだけ不潔だとゴキブリはいるだろうなぁ、と予想はしていたけど、予想を超える多さだった。実際、この家は裸足で歩けないほど汚い。少なくとも3,4回、床をモップがけしなければ歩けないだろう。いや、とにかくエイリアンどもを退治しなければどうにもならない。
引っ越し3日前、一度掃除をしにきた時にもう気がついてはいた。この部屋の至る所にくろいツブツブが落ちているのだ。床と言わず、クローゼットの中と言わず、ありとあらゆるところに落ちている。

エイリアンの糞だ。

引っ越し初日、荷物をしまう前にもう一度あらゆる棚やクローゼットを確認する。掃除が終わった棚の中に黒いツブツブはもうない。しかしこちらの荷物も多く、戦闘の準備を整えるにはまだ時間が必要だ。

結局、戦争は荷物がすっかり片付いた2日目からはじめることにして、その日は寝た。ゴキブリがいるのがわかっている中で寝るのは気が進まないが、仕方ない。
幸いエイリアンはベッドの上までは上がってこなかったみたいだ。

2日目。いよいよ本格的に戦闘開始だ。
まず全ての部屋の床をキレイに拭き掃除しなければならない。武器はモップだ。ぞうきんなんて使っていられない。モップだ。いつもより洗剤を濃いめにして、床を拭く。部屋の半分を吹き終えたところで、洗剤の水は真っ黒になった。床の汚れ具合、そして傷み具合から判断して、この部屋の以前の住人は、間違いなく部屋の中も外履きで暮らしていたに違いない。

水を換えて全ての部屋を拭き終えてから、もう一度水を換えて2度拭きする。これでかなりキレイになった。やっと戦闘態勢が整ったという感じだ。

部屋の真ん中に武器を揃える。ゴキブリホイホイ、毒エサ、殺虫剤。これが全てだ。

まずは6つのゴキブリホイホイを組み立てて、2つある寝室に1つづつ、リビングに2つ、キッチンに2つ設置する。毒エサは1つしかないので、キッチンに1つ設置した。そして、壁と床のすき間など、ありとあらゆるすき間に殺虫剤を吹きかけた。

ひとつだけ有利なことは、中国のエイリアンは虫蚊用の殺虫剤でも死んでくれることだ。たぶん殺虫剤になれていないのだろう。

そして、2日目の夜が来て、3日目の朝が来た。

主寝室のゴキブリホイホイを見ると、大物エイリアンがかかっていた。やはり主寝室にも潜んでいたのだ。キッチンの床下のホイホイにも1匹、冷蔵庫脇のホイホイにも1匹。わずか一晩で3匹の大物エイリアンがかかっていた。こうなってくると、ジェームズ・キャメロンのエイリアン2の兵士たちの気分だ。

今度は戦争だ。

少しだけ勝ち誇った気分で主寝室に戻ってみると、よく見ると床に子エイリアンの死体がいくつも散乱していた。全部で6匹。

自分は何という部屋で寝ていたのだろう。本当にこの部屋は惑星LV-426だったのだ。

仕方なく、今日毒エサを新たに買い足した。全部で9個。1つは主寝室に、2つはもう一つの居室に、2つはリビングに、残る4つはキッチンに配置した。配置し終えた時に、奥の部屋から妻の悲鳴が聞こえた。

またエイリアンが現れたのだ。

殺虫剤を持って駆けつける。まら今度も大物だ。この部屋には本当に何匹の大物が潜んでいるのか…。

戦いはまだ終わらない。

banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■医者のレベルによって値段が変わる医療システム。

先日、妻が病気になったので病院に行った。
中国の病院というのはとにかく歩かされるので、病人ひとりではとても行かせられない。どうして歩かされるかというと、守銭奴のような部分があるからだ。それは人を全く信用していないせいでもある。日本では、人の命は地球よりも重いなんていうけれど、さすがに15億人も人口があると、人の命なんて軽くなってしまうんだろう。

まず、医者を選ぶところからお金が関わってくる。窓口に行って選ぶのだが、表を見てびっくり。見習いレベル10元、専門家20元、名医50元。この訳が正しいかどうか自信がないけど、とにかく、医者の能力によって値段が変わってくる。貧乏人は安い医者に見てもらえ、というわけだ。

ここまでハッキリやられると、逆にある意味すがすがしい気もするけど、病人の立場からしたらこんなヒドイ話はない。日本のように人権にうるさい国では、採用したくてもできないシステムだ。

で、診療してもらうわけだけど、この時、医者が指示を出してくる。「血液検査をしてもらってください」とか、「点滴を打ってみましょう」「○○○という薬が必要です」などなどだ。で、例えば血液検査をしてもらおうとしたら、まずレジに行ってお金を払ってから、レシートを持って血液検査の窓口に行く。お金がない人は、この時点であきらめて帰るしかない。

点滴も同じ。レジに行ってお金を払ってから、薬の窓口に行ってレシートを提出して点滴の薬剤をもらう。で、薬剤をもらってから点滴担当のところへ行って、点滴を打ってもらう。お金がない人は点滴を買えないので、諦めるしかない。

治療の薬もそう。例えば喘息の薬。治療ですぐに必要なものでも、まずお金を払ってからでないと薬をもらえない。患者がどんなに苦しそうに咳き込んでいても、お金がない人は薬が買えないので、諦めて帰るしかない。

と、いう感じで、病院に行くと、診察してもらう場所と、レジと、薬受取窓口とを、場合によっては何往復もさせられる。病院は結構広いので、何度も往復させられると正直くたびれる。病人ひとりで病院へ行くなんてとてもできないだの。

ところで医者のレベルに関してだけど、どうも専門家以下の医者と、名医とでは薬の質も違ってくるようだ。というのも、薬受取窓口に、名医専門の薬処方所があったからだ。中国人に聞いたところ、漢方は質がいろいろあるから名医は質の高い漢方薬を使うのではないか、とのことだ。

ここまで来ると、もう見事としか言えません、はい。

banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■知れば知るほど中国ときたら…。

日本にいた時、いろいろと中国の悪い話を耳にした。
当時一番の話題は段ボール肉まんだった。もちろん他にも、貧困の問題や食の安全に関する問題や、薬の信頼性や、本当にいろいろ悪い話を聞いていた。そういう話を耳にしながらも、心の中ではどこか「マスコミがセンセーショナルにかき立てているだけじゃないの?」とか、あるいは「反中感情が過剰反応を起こさせてるだけなんじゃないの?」とか、冷ややかな気持があった。

でも、中国に暮らし始めてよくわかった。

あれは現実だ。

なんたって、中国人でさえ自分の国の生産物を信用してないんだから! 今回の粉ミルクはもちろんだけど、例えば農薬問題。中国人自身がいうのだ。

「生で野菜は食べるな」

そんなくらいだから、中国では農薬除去洗剤というのを売っている。野菜を買ったらまずその洗剤に浸けて、それから調理をするのだ。
また別の中国人は言った。

「イチゴは食べるな」

果物でも、皮をむいて食べるものだけにするように。ブドウに関しては、野菜と同様、農薬除去洗剤に浸けてから食べる。農薬除去洗剤自体、安心なのかという問題があるけど、そこまで言い始めたら何も食べられないので、もう考えないことにした。でも、その洗剤を使うと、時に容器の底にテロッとした、透明な汚物のようなものが残っている時がある。

もしかしたら、これが除去された農薬だろうか?

そんなわけで、知れば知るほど“中国が日本だったら良かったのに!”という気分にさせられるのだ。

もっとも食に関しては、日本も事故米が流通したりとあまり安全じゃなさそうだけどね。

Img_0849

↑中国の市場。スーパーよりも安くて買いやすい。市場の野菜には、時にナメクジやら虫がついている時がある。だから、スーパーよりも、たぶん少しだけ安心かな、と。

banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■牛乳がなくなっていた。

今日、成都西辺の伊藤洋貨堂に牛乳を買いに行ったところ、いつもならいろんなメーカーの牛乳が並んでいるのに今日は「華西」の牛乳だけしか置いてなかった。光明も、菊水も、あれも、これも、華西以外のメーカーの牛乳はどこにもなかった。
牛乳だけじゃない。ヨーグルトまでなかった。

どうしたんだろうと思っていたら、家に帰ってネットを見てわかった。例の粉ミルク事件に関連して、伊藤洋貨堂はメーカーから自主回収の申し入れがあった時にすぐ対応できる体制を整えていたのだ。つまり、華西以外のメーカーは自主回収の申し入れをしたということだろう。それで商品が見あたらなかったのだ。きっと。

と、いうことは、華西製の乳製品は自主回収する必要がないということだから、安心して飲めるというわけだ。

良かった、良かった。

でも、どうもすっきりしないのは何故だろう……?

ああ、もう中国ときたら!!

banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■マンションなのにポットン・トイレ

中国人を知れば知るほど、日本人との衛生観念の違いに驚かされる。
というか唖然とさせられる。
とにかく日本人にとっては信じられないことばかりだ。
中国のトイレというと、ドアのない公衆便所(通称ニイハオ・トイレ)が有名だけど、あの感覚は家の中でもそうだ。場合によっては、家のトイレよりもニイハオ・トイレの方が清潔なんじゃないだろうか、と思える時さえあるくらいだ。というか、中国人はトイレを不潔な空間と認識していないんじゃないか、と思える時さえある。

例えば、キッチンと同じ空間にトイレを作るなんて考えられるだろうか? 日本人の感覚ならまずありえない。しかし、中国では別にめずらしいことではないのだ。キッチンの後ろに帆布がぶら下がっていて、その奥からプ~ンと異臭が漂っている。異臭が漂う中で、異臭を背に中華鍋を振るう。

これを、誰もおかしいと思わない。

ああ、“中国が日本だったら良かったのにぃっ!!” と思う瞬間だ。

ちなみに僕のマンションも、キッチンの脇にトイレがある。それもポットン・トイレだ。

Img_1388 ←これ

キッチンとトイレの境に、ドアはあるにはあるが、明らかに後付け。たぶん当初の設計ではなかったんだと思われる。ひどいもんだ。エレベーター付のマンションだというのに。

笑えない話がある。
妻の友人の話だ。
彼女は数年間ぶりに海外留学から戻ってきた。懐かしい実家。しかし帰国当初、彼女は自宅のトイレをとても使う気になれなかったという。以前は何とも思わなかった実家のトイレが、海外(日本!)のトイレに慣れた今となっては不潔に思えて仕方がなかったのだ。

ああ、まったく中国というやつは〜っ!!

banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!

TOTO トラベルウォシュレット 携帯用おしり洗浄器 ピンク YEW300#P Kitchen TOTO トラベルウォシュレット 携帯用おしり洗浄器 ピンク YEW300#P

販売元:TOTO
Amazon.co.jpで詳細を確認する

↑日本人にとって、中国生活でなくてはならないのがこれ。
この国でウォシュレットが標準になるのはいつの日だろうか…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■中国が日本だったら良かったのに。

僕は決して国粋主義者でも何でもないが、もう我慢できない。声を大にして言いたい。
「中国が日本だったら良かったのに!」
まったく、中国ときたら、本当にうんざりさせられる。

実は今回引っ越しをした。中国に来て以来4回目だ。

だいぶ中国の環境にも慣れたので、今回は家賃で部屋を選んだ。といっても決して激安の部屋ではない。やや安めという程度だ。エレベーター付、全8棟からなるそれなりに大きな花園(団地)で、完成は2003年。以来家主が住み続けた部屋だ。家主が住んだ家なのだから安心だろうと思っていたのだけど、それが大間違いだった。
実際に掃除をしてみてわかったのだけど、とにかく汚い。見えるところの汚れは把握していたし、ある程度覚悟していたのだけど、まさか見えないところがここまで汚いとは思わなかった。

まず冷蔵庫!
中国では部屋は基本的に家具・家電付きなのだけど、その冷蔵庫の製氷室に、なんと“うじむし”が湧いていたのだ。たまたま前日冷蔵庫に通電していたので全て凍死していたけど、もしも生きていたら、と思うとぞっとする。とても掃除なんて出来なかっただろう。

部屋の掃除機がけをした時もそう。
ソファーの下が汚れているだろうことは想像できたけど、ここまで汚いとは思わなかった。ゴキブリの死骸はもう当然だ。さらにパンくずやらケンタッキーの空き袋やら正体不明の物体やらが散らばっていて、正直、掃除機に吸い込むのも嫌になるくらいだった。

ゴキブリという点では、2つのベッドルームと1つのリビング、そしてキッチンと、そのすべてにゴキブリの糞があった。中には仲間のゴキブリに共食いされたのではないかと思えるようなゴキブリの死体もあった。こうなってくると、もうありとあらゆるものが不潔に見えてくる。決して大きくない部屋なのに(70平米弱)、結局大掃除には丸3日かかった。

とにかくこの国の人の衛生観念というものは日本人の想像を絶するものがある。部屋だけじゃない。例えば、食べ物屋の前の道路はおしなべて臭いなんて日本人には考えられないだろう。

もう隠すまい、知れば知るほど嫌になる。本当に、この国の連中に日本の標準を教えてやりたいものだ。
ああ、中国が日本だったら良かったのに!!

banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!

| | コメント (1) | トラックバック (0)

■手塚は偉大? 日中、西遊記観のかくも大きな違い。

一年ほど前じゃなかっただろうか。三蔵法師を深津絵里が、SMAPの香取慎吾が孫悟空を演じた西遊記が、中国で問題になっているとネットのニュースで読んだ。中国人に言わせると、女性が三蔵法師を演じるのが許せない! らしいのだ。そしてついには、あんなのは西遊記じゃない、という意見まで飛び出す始末だったとか。

中国に来て、中国版・西遊記を見てわかった。なるほど、あれでは中国人が違和感を抱くのも無理はない。

日本人にとっての西遊記のイメージは、「孫悟空の冒険活劇」ではないだろうか。このイメージを作り上げたのは、手塚治虫の「悟空の大冒険」ではないかと思う。さらに日テレ版・西遊記の夏目雅子が、三蔵法師は女性が演じる役(=お供に守られる存在)というイメージを作り上げた。その日テレ版・西遊記でさえ、主人公は堺正章の孫悟空だった。
しかし中国人にとっての西遊記は全く違う。こちらでの西遊記は「使命感に燃える若き僧侶の物語」だ。だから三蔵法師は実に凛々しい。あらゆる場面でリーダーシップを発揮する。体格的にも意外とマッチョで、少林拳でも使えそうな感じだ。その一方で孫悟空はというと、まさに猿。猪八戒や沙悟浄よりは頼りになるものの、やっぱりお供のひとりでしかない。場合によっては文字通りただの“エテ公”だ。確かに人気はあるけれど脇役は脇役。三蔵法師の存在感にはかなわない。

原作を読んでいないので、日本と中国のどちらの解釈が正しいのかはわからないけど、とにかく中国人の西遊記観と、日本人の西遊記観がまったく違うことだけは明らかだ。

もしも手塚が「悟空の大冒険」ではなくて「ブッダ」のような感じで西遊記を描いていたら、もしかしたら日本人の西遊記のイメージは変わっていたんだろうか。

やっぱり、手塚治虫は偉大だった、ということだろうか…?

banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■成都の茶芸。その実態は……?

長~い、やたら長~~い口の急須を持って、遠く離れた茶飲みにお茶を注ぐ。その姿はまるで拳法のようであり、美しい舞踊のようでもある。
中国の茶芸を知っている人なら、ぜひ生で見てみたいと思うだろう。

僕は見る機会を得ることが出来た。ふふふ。

場所は武候祠の隣にある錦里という場所。ここは観光客がおみやげを買いに集まるので有名な場所だ。その奥の広場に、ある日人だかりが出来ていた。何だろうと思って近づくと、テレビ局のクルーと、そして白い服を着た3人の茶芸師(と呼ぼうか?)がいた。
一人が椀を持ち低く構えている、その前面に空手の一人。彼は足台の役だ。そしてもう一人、両手に口長の急須を持った男がいる。彼が足台役の背に駆け上り、椀に茶を注ごうというのだ。

僕は茶芸師というのは失敗をしないものだと思っていたのだけど、ハッキリ言って失敗だらけだった。待つこと30分、何度失敗したかわからないくらい失敗した挙げ句、やっと一杯の椀に茶を注ぐことが出来た。あんな連中にお茶を頼んだら、服をびしょびしょにされてしまうに違いない。

茶芸はテレビで見ているだけが安全のようだ。
Chagei

あれだけ失敗したら、一度くらいは成功するよなぁ、
という成功の図。 あきらめずによく頑張りました。

 

banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■成都で見つけた「日本式火鍋」。

しばらく奥さんと一緒に奥さんの実家(瀋陽)に帰っていた中国人の友人と久しぶりに会った。
彼は生粋の四川人だ。

「北は食べ物がおいしくない」と彼は言った。「火鍋だって、北の火鍋はただの水煮だから全然おいしくないんだ」

火鍋が水煮?

一瞬、えっ?と思ったけど、すぐに思い出した。中国人にとっての火鍋と、日本人の考える火鍋とでは意味が違うのだった。
火鍋、というと誰でもまず「真っ赤な色をした激辛鍋」というイメージが沸くけど、実は中国では、日本でいうところの鍋料理の意味。だから、例えば「羊肉火鍋(羊肉の火鍋)」を食べに行ったら、白湯スープの鍋が出てきて拍子抜けしたりする。トリの火鍋もそうだ。鳥スープで鶏肉を煮て食べる鍋なのだけど、鳥の濃厚なスープのおいしいこと。でも、これも白湯スープだ。

街を歩くと、この手の違和感には結構出会える。「○○火鍋」というやつだ。例えば「香港火鍋」なら、たぶん辛くない広東風の海鮮鍋だろう。
この前はついに「日本式火鍋」というのを発見した。こちらでの火鍋の意味を知らないと、日本に火鍋はないぞ! と怒りたくなるけど、ただの鍋料理と知っていれば、なんてことはない。
ちなみにその「日本式火鍋」、どうやら「すき焼き」のことらしい。

やっぱり違和感か?

Img_1252
ちなみに、これは一昨日食べに行った火鍋屋の風景。
この後、僕は恐ろしい話を聞くことになる(詳細は後日)。

banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■私服警官とその妻とパトカー

日曜日に成都を歩いていると、私服警官がパトカーに乗っているところを良く目にする。そういう時に限って助手席には女性が乗っている。

何だろうと思っていたら、友人が教えてくれた。
「パトカーを私用に使ってるんだよ」

そういえば僕が住んでいる花園も、夜になるとパトカーが停まっている。どうしてしょっちゅうパトカーが来るんだろう、と不思議に思っていたのだけど、警官がパトカーを通勤に使っているらしい(警官はたぶんこの花園に住んでいるのだ)。

大らかというか、なんというか。ま、自由があっていいなぁ、と感じてしまいました。知事が公用車に乗ってスポーツジムに行ったら大騒ぎになるような国とは、やっぱりひと味もふた味も違います。

banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■ヨーグルトを食べて、下痢……。

中国で、赤ちゃんが粉ミルクが原因で死亡事故が起きたらしい。

食に関しては、中国はやっぱり恐い。例えばこの前買った中国産のベーコンは、開封と同時に腐敗臭が漂ってくるようなシロモノだった(もちろんすぐに捨てた)。食品工場の衛生管理もダメなんだろう。近所の中国系の大手スーパーでは、朝買った肉が夜には臭くなっている。たぶん、まな板やら店舗やらの衛生管理がなっていないんだと思う。

食に関しては他にも農薬の心配があって、こちらでは農薬除去用の洗剤まで売られているほどだ。野菜を洗剤に浸けるというのもどうかと思うけど、浸けた後の水を見るとビックリ。汚いこと、汚いこと。時には底の方にねっとりとしたものがある時がある。農薬除去洗剤は必須だ。

で、こういう国だから、僕はひとつのメーカーのものだけを食べないようにしている。例えば牛乳なら何社かの牛乳をローテーションで買っている。こうすれば、一社の製造過程に問題があっても、被害を最小限に抑えられるだろう。ひとつのメーカーに頼っていたら、そのメーカーに問題があった時、もうどうにもならない。

で、昨日からヨーグルトのメーカーを光明から蒙牛に変えてみた。すると……。

昨日からやたらトイレに行きたくなるようになってしまった。
妻に言わせると、乳酸菌の種類が変わったからじゃないか、ということなのだけど。
こういう国だと、どうしても心配になってしまう。ヨーグルトは腐敗しないとはいうけど、もしかしたら、なにか問題物質でも……。

食の国中国だけど、こと食べ物に関しては、安心できない。
まさにトホホ……だ。

banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■成都には花園がいっぱい。

成都には、というか中国には花園がいっぱいある。

花園といっても、別に美しい花がたくさんあるわけじゃない。中国では、“花園”は“団地”の意味。つまり“高島平団地”が“高島平花園”になったという感じ。日本でも団地よりも花園を使った方がきれいな感じがしていい。自殺の名所・高島平花園なんてちょっとシュールだ。

その花園にももちろんピンからキリまであって、ちょっと古い花園だともうエレベーターがなかったりする。こっちでは6階建てまではエレベーター無しでもいいので、そうなってくるとかなり疲れる。もちろんエレベーター無しは部屋代は安いのだけど、引っ越しの時、引っ越し屋に払う額が違ってくる。引っ越し屋だって重い荷物を持って上の階まで上りたくないのだ。

このところ成都は建設ラッシュで、あちこちに新しい物件の広告がある。街頭の広告のほとんどはマンションの広告だ。つい笑ってしまったのは、地震の直後、「震度8まで安心!」というマンションの広告があったこと。四川地震から一ヶ月もしないうちにだ。
たった一ヶ月で設計変更なんてできるわけないし、地震の前から耐震度8の設計をしているわけがない。お~い!

花園は見て楽しむのが一番なのかも。

Img_0435

おいマーライオン、こんなところにいていいのか!?
成都の、とある花園で。

banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■中国の労働条件ときたら……。

この9月から大学生になるという知り合いの女の子(中国人だ)が、DICOSというファーストフード店でバイトをした時の話だ。
彼女は8月の頭から働き始めた。バイト料はというと、最初の一ヶ月は試用期間で、1日1元(16円)。彼女としては、授業が始まってからでも週末だけでも働く機会をもらえればと思って頑張って働いていた。でも、その試用期間中に「向いていない」ということでクビになってしまった。結局彼女は一ヶ月働いて、30元にも満たなかった。
もっとも、クビにならなくても安いことに代わりはない。正規バイトになっても、1時間5元。マクドナルドのコーヒーが一杯7.5元だから、いかに安いかわかろうというもの。

知り合いの大学生の話だ。
卒業を目の前にして、彼は今某企業で働いている。卒業するには企業で働いた経験が必要なのだという。また、まじめに働いて気に入られれば卒業後の就職先にもなる。で、彼は頑張って働いている。企業もそのへんの事情はわかっているので、喜んで卒業間近の学生を働かせる。今のうちに仕事を覚えてもらえば、卒業後すぐに戦力として働いてもらえるからだ。ちなみにこの期間の給料はゼロ。彼は卒業と卒業後のために、現在無給で働いている。

人口の多い国だから、こんなことが出来るんだろう。
代わりはいくらでもいる、ということか。

こういう事情を聞いてしまうと、日本での中国人研修生虐待事件に中国政府が調査に乗り出した、と言われても、あんまりピンとこない。

ホント、困ったものだなぁ。

banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■パンダ基地は早朝に行け!

成都といえばパンダ。
というわけで、成都の北にパンダ基地というのがあって、これがなかなか良い。もっと南にあるパンダ基地の方が本格的らしいけど、北でもかなり充実している。しかも市内からタクシーで30分というのが嬉しい。バスに乗っても1時間かからない距離だ。

これから涼しくなるとどうでもいいんだけど、ここに行くには、夏は早朝に行かないとダメ。特に7・8月の暑い時期は、朝8時の開門と同時に入園する必要がある。何故って、パンダは暑さに弱いので、夏は昼間は冷房のある室内に入れられてしまうからだ。

早朝に行くと、パンダが自然の中で遊ぶ姿が見られる。

木の上で寝ているパンダの子供なんて、それはもうかわいいかわいい。まさにぬいぐるみが動いているみたいだ。陽が高くなってくる8時半頃には、もう飼育係がやってきて、室内に追いやってしまう。9時になる頃にはみんな部屋の中だ。

たいていの観光客は9時を過ぎた頃になってようやくパンダ基地にやってくる。そして、上野動物園のような、人工の檻の中でグズグズしているパンダを見て喜んで写真を撮って帰っていく。でも、屋外で遊ぶパンダを見てしまうと、室内でぐずっているパンダなんて見ても面白くもなんともない。

朝だ! パンダを見るなら早起きは必須だ!!

Panda_2

banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

■中国生活の必需品

中国で(というか成都でかもしれないけど)何が必要と言って、水筒ほど必要な物はない。どこへ行っても、どこを見ても、みんな水筒を持ち歩いている。

水筒の中身は水かお茶のどちらかで、お茶だったらジャスミン茶、菊花茶あたりが定番だ。中国茶は日本茶と違って何度でも抽出できるので、少なくなったらあちこちで水を足して、その水筒のお茶を一日飲む。だからウーロン茶のような水で出にくいお茶は適さない。

成都に来た直後は、この習慣になかなかなじめなかったのだけど、いつの間にか自分も水筒を持つようになっていた。というのも、不便だからだ。水筒がないと。

日本と違ってここには自動販売機なんていうものはない。おまけにドトールや100円マックのような安い喫茶店もない。ちょっとのどが渇いても、癒す手段が存在しないのだ。いや、あるにはある。街角で売ってるペットボトルのお茶だ。でも全部甘い。かなり甘い。甘くないものを飲もうと思ったら、もう水しか売ってない。お茶を飲もうと思ったら、自分で持ち歩くしかないのだ。

そんなわけで、水筒にお茶は必需品だ。

ちなみにその水筒。中国製は水が漏るのでダメ。安心できるのは韓国製のもの。
日本製は質は良いけど値段が暴力的なのでとても手が出せない。日本人でも日本製を買うには勇気とお金と思い切りが必要だ。

Beizi










僕が使ってる水筒。こっちでは杯子(べいず)という。飲み口があって便利。


banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■成都で見つけた「北海道の春」。

たまたま見つけたんで、写真に撮ってみました。
成都の人にとって、北海道のイメージってどんなものなんだろう……?

どうも健康ランドのようなものみたいです。
Beihaidao

 

banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■DICOSで逆ナンパされた!? ハハハ…。

日本にいた頃は、中国は“反日大陸”というイメージがあったけど、成都に来て以来反日らしきものを経験したのは一年間でたった一度きり。それも重慶から来た老人にプイッとそっぽを向かれた程度で、しかもこんな経験は友人の間でも僕一人だけだ。成都は日本と戦った過去がないせいか、基本的に反日の雰囲気がないみたいだ。

でも、成都以外でも、日本のマスコミが大騒ぎするほど反日の雰囲気はないみたいだ。

中国の大学生と知り合う機会があったのだけど、彼らにしても日本と聞いても反感というのは感じられなかった。「南京には行かない方がいいよ」と忠告してくれる人は何人かいるけど、ほとんどの場合、「日本語を教えて!」と逆に向こうから近づいてくるくらいだ。

ついこの間のことだ。

少し時間があったので、コーヒーでも飲もうとDICOSというファーストフード店に入ってみた。レジ係の女の子は僕の中国語の発音を聞くと、すぐに「どこから来たの?」と言ってきた。日本だと答えると「すごーい!」と興奮の面持ちだった。

で、コーヒーを受け取って休んでいると、30分程たった頃、その女の子が私服姿で僕のテーブルの前に立っていた。
「外国人と知り合いになりたいんです〜!」と彼女は言った。「仕事が終わってまだ店にいたら、絶対に話しかけようと思ってたんです〜!」

結局、電話番号を教えてもらって、知り合いの日本人の女の子を紹介してあげた。「日本語と中国語をお互いに教えあったら」というと、またまた大喜びしてくれた。

もう大学生くらいには、反日なんて関係ないんだなぁ、と改めて思った。

banner2.gif
!人気ブログランキングに投票お願いします!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■川劇は、変面から変身?へ。

四川省・成都は文化の薫り高い街で、中でも川劇は有名だ。
特に口から火を吹いたり、一瞬のうちに次から次へと面を変える変面は、川劇の代名詞とも言える大技だ。

ところが、この火吹きと変面は川劇の最後のわずか5分間の部分で、そこに至るまでの2時間近く、延々と四川語で話される訳のわからない劇を見なければならない。
「あれにはうんざりした」と友人はいった。「あれはお金を出して見るものじゃないよ」

で、僕はその言葉を信じてずっと見ないでいたんだけど、他の友人がどうしても見たいというので一緒に見に行くことにした。

結論から言うと、いやぁ面白かった。

たぶん、あの友人が見た川劇は本物の川劇で、だからつまらなく感じたんだろうと思う。僕が見たのは観光客向けにアレンジされた「四川芸能ショー」とでもいうべきシロモノで、ハッキリ言っていろんな芸の“いいとこ取り”。
川劇の華やかな歌と踊りに続いて、二胡の独奏や人形遣い、影絵などなど、1時間強みっちりと、次から次へと名人芸が繰り広げられる。そしてクライマックスはもちろん火吹きと変面。

ところが、その変面に、今年から新しい芸が加わった。

変面は次から次へと面が変わるだけだけど、なんと全身の服の色も一気に変わっているじゃないか!!

名前を知らないので勝手に変身と呼ばせてもらうけど、旗をぱっと振る一瞬の間に、面から服からがらりと変わる。こうも立て続けに変わわれると圧巻だ。聞くと、この芸は今年から始まった最新の芸らしい。伝統を守りつつも、新しい趣向をどんどん取り入れていくあたり、まだ川劇は死んでしまった伝統文化ではなくて、生きている芸能なんだなぁ、と感じさせられた。
大したものです。

Img_0987




この緑の面と服が、旗を振った次の瞬間に青へ、黄色へ、黒へと変化するわけです。

人気ブログランキング
!投票お願いします!


| | コメント (2) | トラックバック (0)

■四川料理を美味しく感じるには。

成都に住んでいつの間にか1年。
最初にこの街に来て感じたのは、

「四川料理はなんてまずいんだろう」ということ。

あの四川料理独特の麻辣の味、特に山椒から出るしびれるような“麻”の味はどうにもならなかった。本場の四川料理は日本人の口に合わないというのは本当だなぁ、とつくづく感じさせられたものだ。
ところが、いつの間にか食べられるようになっていた。

口が慣れたといえばそうかもしれないけど、たぶん慣れ以上に、四川の夏がそうさせたのではないかと思っている。

四川の夏の湿度は、日本の湿度とは質が違って汗の出にくい粘りけのある湿度だ。だから体の中に熱がたまってしまう。それで、四川の人は山椒を食べて体の中から湿気を追い出すのだ。これを出湿というらしい。

四川料理のまずさに閉口して四川料理を避け続けていたのだけど、今年初めて四川の夏を経験して暑さに参りかけていた頃、突然、麻辣の味が食べたくなった。試しに麻辣味の牛肉麺を食べてみたところ、これがうまい!いや美味しいというよりも、食べたあと爽快なのだ。さらに試しに他の料理も試してみたけど、今まで食べられなかった麻辣味が、全部食べられるようになっていた。四川の夏の気候が麻辣味を美味しく感じさせたんじゃないかと思う。

その土地その土地に独特の料理があるけれど、それは気候や風土と密着して生まれた味だ。
四川料理を美味しく感じるには、やっぱり湿度の高い夏の四川を経験するのが一番みたいだ。

      

人気ブログランキング
      !投票お願いします!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

■毛沢東のバイバイ(四川ブン川地震)

昨日地震の話題を書いたので、もうひとつ。例の、ブン川(うぇんちゅあん)の大地震の話でも。

あのブン川大地震はかなりの影響で、四川省の省都・成都でも、最初の地震の時にはかなりの揺れがあったほどだ。もっとも、僕自身は日本でいう震度3・4程度のものに感じた程度だったけど、でも時間は長かった。体感で1、2分続いたんじゃないかと思えたほどだ。成都の人はもともと地震になれていないこともあって、それはもう超大騒ぎ。正直、地震の被害よりも人々の過剰反応の方が恐かったくらいだ。

一ヶ月を過ぎてもも、テレビでは地震関係の番組を流し続けていた。たいへんなものだ。

地震の起きたちょうどその時の様子をいろいろ聞くことができた。
ある人はタクシーに乗っている途中だったので、地震の揺れを直接感じることはできなかった。ところが窓の外の建物がバラバラと崩れて行くのが見えて、「何が起きたのか!?」と唖然としたそうだ。運転手も気がついて、車を止めたところ、地震が起きていることに気づいたという。
ちなみに彼らが走っていたのは、あの都江堰だ。

別の知り合いは、その時ちょうど外に出ていたそうだ。
四川の建物は耐震のことなど考えていないので、地震の際には建物が左右に大揺れするのが確認できたらしい。さらに別の知り合いは成都の中心の天府広場にいた。地震が起きた瞬間、天府広場はパニックに陥った。
その時、天府広場の前にある毛沢東像が目に入った。
毛沢東は、あたかもバイバイ、というふうに手を振っていたらしい。

地震の話はほかにもいくつもある。
でも、どこまで信じていいんだか……。

人気ブログランキング
!投票お願いします!

| | コメント (3) | トラックバック (0)

■四川省で、またまた大地震

地震なんて起きないはずの四川省で、前回に続いてまたまた大地震。
成都と昆明を結ぶ電車も止まってしまった。
……と書くといかにも大変な地震があったみたいだけど、少なくとも成都は全く影響なし。今回の地震に関しては、わずかに吊り下げ式の電灯が揺れた程度で、気がつかなかった人も多かったくらいだ。僕にしても、妻に指摘されてもまだ気がつかなかった。

それにしても、このところ地震が多い。数日前にはチベットでも地震が起きた。なんだか日本にいた頃よりも、よほど地震が増えている感じだ。しかもこっちの地震が規模が大きいからタチが悪い。

こっちの人は本当に地震になれていないから、彼らの地震に対する恐怖というのは、日本人の僕にはちょっと理解できないところもある。まさにパニックだ。前回のブン川の地震では成都でも震度4程度の揺れがあったけど、震度4程度でも全員建物外へ強制待避。水の買いだめは起きるわ、街のあちこちに避難用のテントが張られるわ、それはそれは大騒ぎだった。

今回の地震の知らせを見た途端、妻の表情も一瞬こわばった。

あるいは、日本人の僕に地震に対する警戒心がなくなっている、ということだろうか。これもちょっと問題あるような気もするけど……。

人気ブログランキング に投票お願いします!

| | コメント (3) | トラックバック (0)

« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »